“新宿区級”のアイスランド、強国アルゼンチンとのW杯対戦心待ち「良い試合になる」
新宿区と同程度の人口33万人、ハルグリームソン監督が言及「ロマンティックなグループ」
1日(日本時間2日)に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)抽選会でグループリーグの組み合わせが決まり、各国がそれぞれ反応を見せている。念願の初出場を果たしたアイスランドは、ヘイミル・ハルグリームソン監督がリオネル・メッシ(バルセロナ)擁するアルゼンチンとの対決を楽しみにしているようだ。スペイン紙「AS」が伝えている。
33万人と新宿区ほどの人口でありながら、徹底した堅守速攻で難敵揃いの欧州予選を突破したアイスランド。EURO2016に続く国際大会出場となり、同紙調べのデータでは全国民の約15%がロシアを訪れるのではないかとみる試算もあるが、ハルグリームソン監督らチームにとってはやはり新鮮な気持ちで挑むようだ。
「ロマンティックで楽しいグループだよ。ワールドカップのロマンスに結びついているね。他のチームに比べたら劣っているというのは認めるけど、上手くプレーすれば、少なくとも良いゲームにはなるだろう」
アイスランドが組み込まれたのはクロアチア、ナイジェリア、そしてアルゼンチンと各大陸のW杯常連とも言える国々だ。厳しいグループとなり、なおかつ世界最高の選手の一人と言われるメッシと対決する羽目になったが、指揮官は次のように続けている。
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