「中村憲剛選手の涙にマジ感動」 新旧日本代表も感銘…川崎優勝&ベテランMFに敬意
川崎が悲願の初タイトル獲得…中村は「この光景を待っていた」とコメント
白熱のJ1リーグは2日のリーグ最終節を終え、川崎フロンターレが逆転優勝を飾った。大黒柱としてチームを牽引し続けた元日本代表MF中村憲剛もピッチに突っ伏して涙を流すなど、悲願の初タイトル獲得に等々力陸上競技場は歓喜に沸いた。そして新旧日本代表からも祝福メッセージが届いている。
この日、川崎がホームで大宮アルディージャに5-0と快勝した一方、第33節まで首位に立っていた鹿島アントラーズが敵地でジュビロ磐田に0-0ドロー。川崎と鹿島が勝ち点72で並び、得失点差で上回った川崎が大逆転でJ1リーグ初優勝を飾り、クラブ史上初となる主要タイトルを獲得した。
2003年に中央大から川崎に加入し、今季で15シーズン目を迎えていた中村は試合後のフラッシュインタビューで次のように歓喜のコメントを残している。
「いやぁ……もう最高です、ありがとうございます。この光景を待っていたんです。試合が終わった瞬間にみんなが飛び出してきて、その意味が分かって、涙が止まらなかったです。長かったです。長すぎて長すぎて……このままタイトルを取れずに辞めるんじゃないかなと思っていた。サポーターが後押ししてくれて、今日もこれだけ入ってくれて、みんなでつかんだ優勝だと思います」
J1では2006年、08年、09年といずれもリーグ2位に終わり、カップ戦でも準優勝を幾度となく経験した中村だが、かつての悔し涙はこの日、歓喜の涙へと変わった。この光景に、新旧日本代表も祝福メッセージを届けている。
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