W杯GL突破へ、初戦同様に重要な第3戦の勝利 現方式では突破チームの「65%」が該当
第3戦勝利で敗退は過去6大会で14チームのみ
また、第3戦を勝利したにもかかわらず、決勝トーナメント進出を逃したのは過去6大会で14チームしかないというデータも残っている。その中には98年大会で日本に勝利したジャマイカのように、互いに2敗で迎えて敗退が決まった同士の対戦が含まれるだけに、最終戦の時点で突破の可能性さえ残していれば、勝利で締めくくることによって決勝トーナメント進出をつかみ取る可能性は高い。
日本の対戦順は初戦でコロンビア、第2戦でセネガル、最終戦でポーランド。10月のFIFAランキング7位で今大会の第1ポットに名を連ねたポーランドは、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンで活躍するFWロベルト・レバンドフスキを擁する強豪だが、過去の対戦成績だけを見れば日本の2戦2勝と相性は悪くない。
第2戦までに2敗せずに可能性をつなぐことさえできれば――。絶対的なエースを擁する強豪に競り勝ち、日本が3回目の決勝トーナメント進出を手繰り寄せる瞬間を見られるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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