浦和が横浜FMに0-1敗戦、リーグ7位で終了 ACL制覇後にホーム2連敗でクラブW杯へ

無得点で敗れる試合が続くなかUAEへ

 後半も浦和ペースで立ち上がったが、同8分に横浜FMは浦和のプレスを右サイドでかいくぐると左サイドに展開。ボールを受けた山中は中央のペナルティーアーク付近にマイナスのボールを供給すると、逆サイドから入ってきたMF前田直輝が左足ダイレクトでゴール左に巻き込む芸術的な一撃を決め、1-0と先制に成功した。

 その得点を機に横浜FMがペースをつかんで浦和ゴール前に攻め込んだが、西川が立て続けにファインセーブを見せてゴールを許さなかった。浦和はペースを取り戻すと丁寧なパスワークで敵陣を攻略していったが、ゴール前に差し掛かるところでのプレー精度が上げられずに決定機を作り出せずにゲームが進んだ。

 結局、浦和は1点を奪えずにそのまま0-1で敗戦。11月25日にAFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦でアル・ヒラル(サウジアラビア)を破って優勝を果たした浦和だったが、29日の川崎フロンターレ戦に続き、ホーム2連敗、リーグ戦は第32節の鹿島アントラーズ戦から3連敗となった。ACL制覇後、ゲームを支配しながら無得点で敗れる2試合を続けて、UAEで開催されるクラブW杯に旅立つことになった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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