W杯組分け、分かれた“日韓”の運命 韓国紙は日本のグループHをどう見たのか?
「最高の幸運」に恵まれたのは、日本とあの国
日本と韓国以外でAFC(アジアサッカー連盟)からイラン、サウジアラビア、オーストラリアがW杯に出場する。イランはポルトガル、スペイン、モロッコと同じグループB。サウジアラビアはロシア、ウルグアイ、エジプトと同じグループA。そしてオーストラリアはフランス、ペルー、デンマークと同じグループCとなった。
そうした5カ国の状況を受けて、「スポーツ朝鮮」紙は「AFC加盟国の中で、韓国が最も難しい」と分析。「日本、韓国は悲喜こもごも」と伝えている。一方、開催国のロシアについてもグループリーグで敗退しない組に入ったとの論調で、「スポーツソウル」紙は「開催国ロシア+隣国の日本、最高の幸運」と記した。
両紙とも論調を揃えたかのように、日本が“幸運のグループ”に入ったと見ている。前回のブラジル大会を制したドイツをはじめ、FIFAランク10位台のメキシコ、スウェーデンと同居した韓国としては、隣国の日本は恵まれたと映ったようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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