日本はノーマーク? W杯“再戦”のコロンビア代表監督、真っ先に挙げた要警戒選手は…
知将ペケルマン、強豪との同組回避に安堵も「均衡したグループ」と分析
日本代表は来年6月19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦で、南米の強豪コロンビア代表と対戦することになった。同代表を率いるホセ・ペケルマン監督は、グループHについて「均衡したグループ」と分析する一方、日本代表で挙げた要注意人物の大半が最近の代表チームから落選しており、ノーマークぶりを露呈した。コロンビア紙「エル・エスペクタドール」が報じている。
コロンビアはFIFAランク13位で、同グループではポーランドの7位を下回るものの、セネガルは同23位、日本は同55位と格下。タレントの顔ぶれを見ても“グループ本命”と言っていい立ち位置だが、アルゼンチンの知将は慎重だった。
「ビッグネームと対戦する恐怖が存在した。私は均衡を求めていたが、その希望は完全に満たされた。W杯の舞台では過去はあまり関係ない。すべては記憶にすぎない。すべてのチームがゼロからのスタートになる」
ポット2のコロンビアは、ポット1に名を連ねていたドイツやフランスといった強豪国と同居するリスクがあったが、ポーランドという比較的楽な相手とのグループに入ることになった。それでもペケルマン監督は「均衡」というワードを強調し、日本やセネガルに対しても慢心する素振りを一切見せなかった。