日本とW杯同組の敵国ポーランド紙がハリルJを警戒 「非常によく訓練されている」
セネガルやコロンビアとバラエティに富んだ組み分けを現地紙は歓迎
日本代表は来年のロシア・ワールドカップ本大会で、ポーランド、コロンビア、セネガルと同じグループHに入ることが決まった。第1ポットから入ったポーランドの全国紙「Gazeta Wyborcza」は「平均的なグループ」としたうえで、日本を「よく訓練されたチーム」と警戒している。
グループHはアジアから日本、欧州からポーランド、アフリカからセネガル、南米からコロンビアと各大陸からチームが集うグループになった。同紙は「とても面白いセットであり、異なる大陸それぞれが持つサッカー文化が集う」と、バラエティに富んだ組み分けを歓迎している。
そして、組み分けの難易度については「多くの人が幸運な宝くじを引いたと感じるかもしれないが、平均的なグループだ」と論じた。
各対戦相手については、「コロンビアは前回大会の準々決勝でブラジルに敗れたが、非常に強力なチームだ。セネガルは非常に活力があり、運動量と積極性がある」と評価。そして、日本については「興味深いチームだ。非常によく訓練されているチームだ」と分析している。
日本は過去にポーランドと1996年と2002年に対戦し、2戦2勝の成績を残している。第1ポットのなかでは、開催国ロシアに次ぐ“当たり”と見られているポーランドだが、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンで活躍する世界最高のストライカーの一人であるFWロベルト・レバンドフスキを擁する。
ポーランドメディアは、この組み分けを“可もなく不可もなく”という評価を下している模様だ。ハリルジャパンはグループリーグ突破を懸けた第3戦でポーランドと対戦するが、ハリル監督による「よく訓練された」サッカーで欧州勢撃破を果たすことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images