ポグバの“二匹目のどじょう”? ユベントスがチリ代表FW獲得を画策か
ユベントスが狙うFWエンリケス、今季でマンUとの契約が満了
ユベントスが今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドからディナモ・ザグレブに期限付き移籍中のチリ代表FWアンジェロ・エンリケスの獲得に動く可能性が高まった。イタリアサッカー専門サイト「カルチョメルカート」が報じている。
セリエA王者は、2012年に移籍金ゼロでユナイテッドから獲得し、現在移籍金1億ユーロ(130億円)と評価されるフランス代表MFポール・ポグバの“二匹目のどじょう”を狙っているようだ。
エンリケスはウニベルシダ・デ・チリからマンチェスター・Uに移籍後、ウィガン、レアル・サラゴサとレンタル移籍を繰り返している。今季はクロアチア名門で29試合20得点と大活躍。そのエンリケスは今年6月でユナイテッドとの契約が満了になるという。
エンリケスはユベントスのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルと同じ代理人と契約しており、ユベントスとの関係性は深いようだ。また、イングランド、スペイン、クロアチアと渡り歩き、ストライカーとしてレベルアップした若武者だが、ユナイテッドは前線にイングランド代表FWウェイン・ルーニー、オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーらビッグネームを揃えており、出場機会を手にすることは難しいかもしれない。
ユベントスはユナイテッドのU-20ブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラの獲得に動いているとも報じられており、ポグバの成功で味を占めている様子だ。一方、来季の補強費も昨夏と同額の270億円を用意していると報じられているユナイテッドとしても、若き至宝の流出は避けたいところだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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