日本代表DF槙野、W杯本大会へ“チャレンジャー精神” 「特に当たりたい相手はない」
「個人がパワーアップしなければ…」
槙野が話すように、ポット1に揃うFIFAランク上位国や、ポット2のスペインなど強豪が少なくとも1カ国は組み込まれることが予想される。それだけに、欧州遠征で対戦したブラジルやベルギーは一つの物差しになるが、槙野はさらなる成長の必要性を話している。
「チーム、個人とも成長しないといけないと思っています。ブラジル、ベルギーと11月にやりましたけど、相手だってそこからパワーアップしてくると思っています。チームとしての成熟度だけではなく、個人がパワーアップしなければいけない」
挑戦者の立場を強調するのは、バヒド・ハリルホジッチ監督の言葉とも一致する。日本の最終ラインを担う存在になりつつある男は、ただ“天命”を待つつもりだ。
【了】
轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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