「レジェンド、凄い男」 神戸FWポドルスキも敬服、「プレーできて光栄」の選手とは?
ブラジルの名ボランチ、43歳のゼ・ロベルトがボタフォゴ戦で現役引退
王国ブラジルのサッカー史に名を刻んだ名ボランチが現地時間11月27日(日本時間28日)、惜しまれつつもキャリアに幕を閉じた。それを受け、かつて一緒にプレーした経験があるJ1ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが「一緒にプレーでき、そして対戦できて光栄だった」とツイッターに“惜別”のメッセージを綴った。
ブラジルの名門パルメイラスは、27日のボタフォゴ戦に2-0で勝利。試合後、左腕にキャプテンマークを巻いた背番号11を、選手たちが胴上げする一幕があったが、43歳の元ブラジル代表MFゼ・ロベルトがこの試合を最後に現役引退したのだ。
ゼ・ロベルトは母国ブラジルのポルトゥゲーザでキャリアをスタートさせ、その後レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンといった欧州の名門でもプレー。本職はウイングだが、ボランチ起用をきっかけに輝きを増し、ブラジル代表でも86試合に出場した。2012年にブラジルに戻り、15年からはパルメイラスに所属していたが、ボタフォゴ戦を最後に20年以上のサッカーキャリアに幕を閉じた。
これに、ブラジルの裏側である日本から反応したのが神戸のポドルスキだ。32歳のストライカーは今季からJリーグでプレーしているが、2007-08シーズンからの2年間、ゼ・ロベルトとともにバイエルンに所属していた。両者には11歳の年の差があるが、ポドルスキはゼ・ロベルトの“プロフェッショナル”な姿勢に当時から敬服していたようだ。