リバプールが今夏でのイグアイン獲得に乗り出す

課題とされるストライカー確保に動く

 リバプールが、セリエAナポリのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの獲得に乗り出す可能性が浮上していることを英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 エースのイングランドFWダニエル・スターリッジが度重なる負傷に苦しみ、今季ACミランから加入したFWマリオ・バロテッリは不振に陥っている。そのため、リバプールのブレンダン・ロジャース監督は新たなストライカー獲得の必要性を感じているとされている。

 そこで白羽の矢を立てたのがイグアインだ。リバプールは2013年にもレアル・マドリード時代のイグアインの獲得に乗り出したが、最終的にはナポリに競り負けることになった。しかし、今夏に再度アルゼンチン人ストライカーの獲得に動くと伝えられている。

 イグアイン自身はナポリでの生活に満足しており、移籍希望もないとのことだが、今夏での移籍の可能性は完全に除外しない姿勢も示しているという。

 そして、イグアインの代理人を務める実父は近いうちに、来季以降の去就についてナポリ首脳陣との話し合いの場を設ける方針だという。

 スペインでその才能を開花させ、イタリアで安定した活躍を披露しているイグアインは、次なる活躍の場をイングランドに移すことになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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