森岡がベルギー杯初得点で8強進出に貢献 地元紙絶賛「ミッドフィールドの支配者」

リーグ戦で2得点1アシストを挙げたオイペン相手に、今季公式戦8点目をマーク

 ワースラント・べベレンの日本代表MF森岡亮太は、現地時間29日に行われたベルギーカップ16強のオイペン戦に先発出場。前半20分に今季公式戦8得点目となるゴールを決めるなど2-0の勝利に貢献し、チームをカップ戦ベスト8進出に導いた。直近2試合連続無得点に終わり、閉塞感が漂う雰囲気を一変させた森岡は、現地メディアで「中盤の支配者」と称されている。

 森岡は前半20分にDFエルディン・デミルのクロスに合わせて先制ゴールを決めた。9月のリーグ第6節で2得点1アシストを決めていたオイペンを相手に今季8点目。リーグ戦で7得点を決めていたが、カップ戦はこれが初ゴールとなった。

 ベベレンは11月4日のリーグ第14節ムスクロン戦の後半16分にMFオポク・アンポマーが決めたゴールを最後に得点がなく、15節クラブ・ブルージュ戦(0-3)、16節シャルルロワ戦(0-2)と完封負け。森岡は約230分間続いた無得点に終止符を打ち、ベルギー紙「ヘット・ラーステ・ニュース」は「ミッドフィールドの支配者」と称して絶賛している。

 後半29分にはアンポマーが追加点を奪ったベベレン。終盤に退場者を出すも、そのまま逃げ切った。森岡の活躍もあってカップ戦8強に進出。11月の欧州遠征でバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表にも復帰した司令塔は好調を維持し、ベベレンの攻撃を牽引している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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