マンC戦で奮闘の吉田 「決定機を無駄にした」と英メディア指摘も両軍2位タイの高評価

首位相手に1-2と惜敗のサウサンプトン 吉田は3CBの右でフル出場

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、現地時間29日のマンチェスター・シティ戦で3試合ぶりに先発出場した。前半にセットプレーで左足のボレーシュートを含む二度の決定機に絡んだがゴールは奪えずに終わった。終了間際の失点によって首位シティに1-2で惜敗したが、英メディアの選手採点では両チーム通じて2位タイという高評価だった。

 吉田はキャプテンマークを巻き、3CBの右でスタメン出場した。前半14分に得た右コーナーキック(CK)では、クロスをニアサイドでフリックしてDFヴェスレイ・フートのヘディングシュートを演出したが、これは惜しくもクロスバーを直撃しゴールにはつながらなかった。同34分には左からのCKでフィルジル・ファン・ダイクの落としを吉田が左足のボレーで合わせるも、ゴール至近距離からのシュートはクロスバーを大きく越えた。

 後半2分にシティがMFケビン・デ・ブライネのFKで先制し、同30分にサウサンプトンもMFオリオル・ロメウのゴールで食らいついた。そのままドロー決着かと思われたが、アディショナルタイム目安の5分に入った直後にFWラヒーム・スターリングが右足のシュートをゴール右隅に沈めて、首位を走るシティが土壇場で勝利をもぎ取っている。

 

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