【29日のJ移籍動向】J2通算得点王のFW大久保哲哉が契約満了 43歳DF土屋征夫は甲府退団
練習生からスタートし、J2通算94得点を記録
J2横浜FCは29日、FW大久保哲哉の契約満了を発表した。
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37歳の大久保は2002年、横浜FCの練習生からキャリアをスタートさせた。2シーズン在籍後、JFLの佐川急便東京SCに移籍すると得点能力が開花し、06年には32試合26得点を記録。その後J1柏レイソル、J2アビスパ福岡、J1モンテディオ山形を経て横浜FCへと復帰した。福岡在籍時から毎年20試合以上に出場するなどチームに貢献し、今季も22試合5得点を記録。J2で積み上げたゴール数は、史上1位の94得点となっている。
また、ヴァンフォーレ甲府は今シーズン途中から京都サンガF.C.に期限付き移籍していたDF土屋征夫の期限付き移籍期間満了と、契約満了を発表している。
「5年間お世話になりました。京都へ移籍する前に、コメントをしましたが、改めてヴァンフォーレ甲府のサポーターを含めた、素晴らしい仲間と戦えた日々を誇りに思います。そして感謝しています。ありがとうございました」とコメントを寄せている。8月の京都移籍時には急な移籍となってしまった点を謝罪するとともに、大怪我からの復活など在籍した4年半の思い出にも触れつつ、サポーターへの感謝の意を述べていた。
その他に同日、松本がMF武井択也、金沢がFW大町将梧、京都がDF内田恭兵、秋田がFW堺俊暉、鳥取がFW前田俊介やFW黒津勝ら8選手、鹿児島が3選手の退団を発表。一方で愛媛は千葉U-18からMF竹嶋裕二、松本が法政大からDF武藤友樹の獲得を発表。また金沢は、契約満了をすでに発表していたMF太田康介のFC今治移籍を発表している。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images