代表復帰の金崎、ハリル監督が“デュエル”絶賛 「杉本、興梠、小林も夢生のような…」
1年5カ月ぶりに招集 「全ては過去のこと。文句のつけようのない成績を残している」
2016年6月から代表を離れていたFW金崎夢生(鹿島アントラーズ)が、ロシア・ワールドカップ(W杯)行き23人枠のリストに再浮上した。バヒド・ハリルホジッチ監督は29日に行われた「EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会」のメンバーを発表し、金崎を久々に復帰させた。記者会見では最前線の争うライバルたちにない“ある特徴”を口にした。
「全ては過去のこと。私はすべて忘れています。今現在、文句のつけようのない成績を残している」
ハリルホジッチ監督は金崎招集について問われると、このように切り出した。J1連覇が目前に迫っている鹿島において、金崎は欠かせない存在だ。第33節終了時点で12ゴールを挙げてチーム内得点王。2トップの一角としてハイレベルなプレーぶりを見せている。
「前も招集しなかったのはクラブ内で衝突があったからではない」と、昨年8月の鹿島のゲームで交代を命じられた際に、石井正忠前監督に対して不満を露わにした件はすでに過去のことだとした。それにプラスして、ハリルホジッチ監督は金崎について興味深い言葉を残している。
「杉本(健勇/セレッソ大阪)、興梠(慎三/浦和レッズ)、小林(悠/川崎フロンターレ)とポジション争いしているが、彼らの方が得点を取っているという状況だ。ただ、デュエルでアグレッシブに行ける珍しいタイプだ。私は杉本、小林、興梠も夢生のような厳しさを見せてもらいたい」
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