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香川への人種差別的チャントでファン賛否両論 「愚か」「不快」「ユーモアのない世界」
25日のブライトン戦前にマンUファンが香川に関するチャントを歌い波紋
ドイツ1部ドルトムントに所属するMF香川真司に対して、古巣のイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのファンが人種差別的チャントを歌い波紋を呼んでいる。英紙「インディペンデント」は「ユナイテッドのファンが攻撃的な差別的チャントを歌いシンジ・カガワを非難」と伝えたが、同記事のコメント欄にはファンから賛否両論の声が上がった。
問題の出来事は25日、ユナイテッドが本拠地ブライトン戦(1-0)に臨む前、スタジアム横にあるパブで起きたという。携帯で撮影したと思われる動画を同記事で公開。複数人のファンがごった返すように集まると、一斉に香川に関するチャントを歌い始めた。
「彼の名前はシンジ、シンジ、シンジ! 彼の第二の名前はカガワ、カガワ、カガワ! 彼はMFキャリックのパートナー、パートナー、パートナー! 彼のおじが爆撃したのは真珠湾、真珠湾、真珠湾!」
これを受けて、イングランドの反差別団体「キックイットアウト(Kick it Out)」がクラブに調査と処罰を要請するなど注目を集めている。同記事のコメント返信欄では、ファンが様々な思いを綴り、議論は過熱しているようだ。
なかには「香川はもはや彼らのためにプレーしていないよね?」という素朴な疑問を問いかけるファンもいたが、今回の出来事に対して「非常に幼稚」と非難する立場のファンからは、「愚かな行為」「英国のサッカーファンは、最も不快で恥ずべき人たちだ」と厳しい声が上がっている。
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