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レスター監督が岡崎ら“定番布陣”での4戦ぶり勝利に手応え 「現時点で最高のパフォーマンス」
トットナムに2-1と勝利したチームをピュエル監督が称える
FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは現地時間28日にトットナムをホームに迎え、エースFWジェイミー・ヴァーディのスーパーゴールなどで2-1の勝利を収めた。岡崎も3試合ぶりに先発復帰し、クロード・ピュエル監督は「現時点で最高のパフォーマンス」とチームの出来を称えた。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。
レスターは前半13分に左サイドからの浮き球パスに抜け出したFWジェイミー・ヴァーディが右足ダイレクトで合わせ、これがGKの頭上を抜く技ありのスーパーゴールとなって先制した。前半終了間際にMFリヤド・マフレズが右サイドからカットインし、左足のシュートをゴール左に突き刺した。後半にFWハリー・ケインに1点を返されるも、リードを守って4試合ぶりに白星を手にした。
ピュエル監督は、就任直後から実験的な選手起用を続けていた。しかし、この試合では前線で岡崎とヴァーディのコンビを採用し、MFマーク・オルブライトンとマフレズを左右のウイングに起用するなど、クラウディオ・ラニエリ元監督時代から定番の形に戻して結果を手にした。
指揮官は試合後、「現時点では最高のパフォーマンスだったと思う」とコメント。「将来に期待が持て勇気を与えるパフォーマンスだったが、このピッチ上でのハードワークを続け、今夜見せたポジティブな姿勢を維持する必要がある。細かい部分ではまだ改善の余地がある」と課題は見つかったものの、初陣となった10月29日のエバートン戦(2-0)以来約1カ月ぶりとなる勝利に、手応えを感じているようだ。
これでレスターは暫定9位に順位を上げた。UEFAチャンピオンズリーグでも躍進するトットナム撃破を、浮上のきっかけとすることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images