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復活のベイル、ファーストタッチで華麗アシスト! 2得点演出で「レアルの惨劇防ぐ」
負傷明けで国王杯に途中出場、左足アウトサイドでピンポイントクロスを供給
レアル・マドリードは現地時間28日のスペイン国王杯3回戦の3部フエンラブラダとの本拠地第2戦に若手中心のメンバーで臨んだが、相手の猛攻に晒されてジャイアントキリングの雰囲気も漂うなか、左ふくらはぎの故障から復帰したウェールズ代表FWギャレス・ベイルが途中出場。2ゴールを演出する活躍で、2-2ドローの立役者となった。近年負傷の多いスピードスターはスペインメディアから批判されることが多いが、地元紙「マルカ」は「ベイルがレアルの惨劇を防ぐ」と称賛している。
10月26日の敵地初戦で2-0の勝利を飾っていたジネディーヌ・ジダン監督は、守護神のケイラー・ナバス、マテオ・コバチッチを除き、若手メンバーを揃えた。
だが、サンチャゴ・ベルナベウで待っていたのは3部クラブのよもやの猛攻だった。前半25分に相手MFルイス・ミラに衝撃的なミドルシュートを叩き込まれるなど、若きレアルの俊英は一方的に攻められ続けた。
痺れを切らした指揮官はジャイアントキリングの危機に、負傷から復帰したベイルを後半17分にピッチへと送り込む。「BBC」と呼ばれる看板3トップの一角を担うスピードスターは、投入直後のファーストプレーで格の違いを見せつけた。
右サイドから左足のアウトサイドで美しいクロスを供給すると、走り込んだFWボルハ・マジョラルがヘディングで同点弾を決める。同25分にはエリア内で相手に当たってゴール前にこぼれたボールに加速。ヒールでボールを前に持ち出し左足でシュート。GKが弾いたところを、マジョラルが押し込んで、レアルが一気に2-1と逆転した。