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香川にマンUファンが人種差別的チャントと英紙 反差別団体が問題視「調査し処罰を」
25日に本拠地横のパブで、ユナイテッドファンが香川に関するチャントを歌い始める
ドイツ1部のドルトムントMF香川真司は、かつて所属したイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのファンから人種差別的チャントのターゲットとなり、イングランドの反差別団体「キックイットアウト(Kick it Out)」がクラブに調査と処罰を要請するなど注目を集めている。英紙「インデペンデント」は「マンチェスター・ユナイテッドのファンが攻撃的な差別的チャントを歌いシンジ・カガワを非難」と伝えた。
問題の出来事は25日、ユナイテッドが本拠地ブライトン戦(1-0)に臨む前、スタジアム横にあるパブで起きたという。ユナイテッドでは今季、ベルギー代表FWロメル・ルカクに対して肉体的な表現を含む差別的チャントが問題視されていた。今度は日本人アタッカーが標的となってしまったようだ。
同記事では携帯で撮影したと思われる動画を公開。複数人のファンがごった返すように集まると、一斉に香川に関するチャントを歌い始めた。
「彼の名前はシンジ、シンジ、シンジ! 彼の第二の名前は香川、香川、香川! 彼はMFキャリックのパートナー、パートナー、パートナー! 彼のおじが爆撃したのは真珠湾、真珠湾、真珠湾!」
香川はユナイテッドに2012-2013シーズンから2014-2015シーズン序盤まで在籍し、元イングランド代表MFマイケル・キャリックとも共演。そうした事に触れつつ、旧日本軍による真珠湾攻撃について言及したという。
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