香川は「輝ける瞬間もあるが…」 海外メディアが韓国代表エースの充実ぶりと比較

 

「ソンが本命」で香川は真っ先に選外予想

 その一方で、マイナス要素も分析。「1年を通じてクラブと代表で最有力候補と認められるほど十分にプレーしていない」と、出場機会の少なさがマイナス要因になっていると指摘。ドルトムントが不振に苦しむなか、「輝ける瞬間もあるが、それでは十分ではない」と、受賞は叶わないと予想している。

 その一方で、韓国代表のストライカー、ソン・フンミンは充実の1年間を過ごしているという。「韓国人はプレミアリーグのスター選手としての真の立場を築いた。2位に終わった2016-17年の輝けるトットナム・ホットスパーで重要な役割を果たした」と評価している。

 昨季はリーグ戦14ゴールを決める活躍を見せており、「パフォーマンスは今季も継続している」と断言。マイナス要素は韓国代表の一員として臨んだW杯最終予選で不発が続いたこととされているが、最有力候補に疑いの余地はないようだ。

「何が起こるか分からないが、ムーイとソンの間のバトルになる。カガワは純粋にクラブや代表で十分な試合に出ていない」と、特集では香川が真っ先に選外になると予想され、さらに「ソンが本命だ。彼はオーストラリア人のライバルよりも3つのアドバンテージがある」と指摘。プレミアリーグでシーズンを通じてプレーしたこと、ビッグクラブでの活躍、UEFAチャンピオンズリーグでの輝きを理由に、ソンの年になると予想している。

 昨年はレスターの奇跡のプレミア優勝に貢献したFW岡崎慎司が輝いた賞を、アジアを代表する名手3人が争うなか、誰が栄冠を手にするのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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