メッシ弾を認めなかった主審は“バルサキラー”!? 昨季も誤審騒動とスペイン紙指摘

昨季ビジャレアル戦ではハンドを取らず

「イグレシアス・ビラヌエバはかつてバルセロナを激怒させていた」との見出しで、この主審との因縁を報じたのは「マルカ」紙だった。

 ビラヌエバ氏は1月8日の昨季第17節、敵地ビジャレアル戦でもレフェリーを務めた。そして、0-1で迎えた後半28分に誤審騒動を起こしていた。パリ・サンジェルマンに移籍したFWネイマールの左からのクロスにDFブルーノ・ソリアーノはクリアしようとしたが、空振りし、尻餅をついた。走り込んだメッシは左足を一閃。だが、このシュートを阻んだのはDFブルーノが必死に伸ばした右手だった。まるでGKのような“セービング”でメッシのゴールを防いだ。

 明確なハンド。PKが妥当に見えたシーンに、メッシやFWルイス・スアレスは形相を変えてビラヌエバ主審に詰め寄ったが、主審は毅然とコーナーを指示していた。メッシは後半45分に怒りの直接FKを決め、この時も1-1ドローに終わっていた。

 記事では「ブルーノ・ソリアーノは自軍ペナルティーエリア内で明確なハンドを二回犯したが、どちらも見逃された」とビジャレアル戦を振り返っている。

 バルサの宿敵レアル寄りの報道で知られる「マルカ」紙ですら、「お粗末な決定」と揶揄するほどのビラヌエバ主審は、再び誤審騒動の主役となってしまった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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