16歳FW久保建英のJ1デビューにスペイン紙も注目 「将来、世界最高の選手の一人に」
26日の敵地広島戦、後半22分から途中出場 歴代3番目の年少記録でJ1のピッチに
J1・FC東京所属のFW久保建英が26日に行われたリーグ第33節、敵地サンフレッチェ広島戦の後半22分から途中出場し、J1リーグ戦歴代3番目の若さとなる16歳5カ月22日でのデビューを飾った。かつてバルセロナの下部組織に所属した久保に対して、バルサ贔屓で知られるスペイン紙「スポルト」は「歴史を刻んだ」と報じている。
試合は1-2とFC東京が劣勢のなか、後半22分に最初に切られたカードが久保だった。元日本代表FW永井謙佑に代わって投入され、森本貴幸(当時東京V)の15歳10カ月6日、宮吉拓実(当時京都)の16歳1カ月14日に次ぐ、歴代3番目の年少記録でのピッチ登場となった。
同記事では「タケフサ・クボは記録を破り続ける」とのタイトルで特集。「土曜日の午後、日本の1部FC東京のトップチームでデビューし、歴史を刻んだ」と伝えている。16歳ながら鋭いドリブルから強烈なシュートも放ち、終盤にはCKを獲得するなど存在感を示した。
「将来、世界最高の選手の一人になると言われるアタッカーは、驚くほど簡単に何度かドリブルを成功させ、シュートも放った」と記し、上々のデビュー戦だったと評価している。