ハメスが脳震とうで“記憶を失い”プレーしたことが判明 試合翌日にSNSで回復アピール

ボルシアMG戦後にハインケス監督が明かす ハーフタイムに交代

 バイエルンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、25日の敵地ボルシアMG戦の前半途中に軽度の脳震とうとなり、記憶を失いながらもプレーしていた事実が明らかになった。ブンデスリーガ公式サイトのコメントを引用する形で、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 ハメスは前半に相手DFトニー・ヤンチュケとの接触プレーで相手の肩からの一撃を頭に受けた。ユップ・ハインケス監督は「ハメスは激突の後、軽度の脳震とうを受けたようだ」と説明した。

 バイエルンは前半に、相手FWトルガン・アザールとDFマティアス・ギンターのゴールで0-2とリードされ、ハーフタイムに突入。この時、ハメスはスコアを把握しておらず、ハインケス監督は攻撃のキーマンを下げる決断に至ったという。バイエルンはその後、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのゴールで追い上げるも1-2で惜敗している。

 ハーフタイムに19歳のDFマルコ・フリーデルと交代でピッチを去ったハメスは、翌26日に自身のツイッターを更新。「穏やかな日曜日。昨日打撃を受けたけれど、気分はいいし、状態も良くなっている」と快方に向かっていることを報告。ハンサムな横顔の画像を添えて、体調に問題がないことを発信していた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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