フィオレンティーナのGKノルベルト・ネトが、今夏の移籍市場でユベントス、リバプール、パリ・サンジェルマン(PSG)などによる争奪戦の対象となっているという。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のテレビ番組「ガゼッタTV」が報じた。 25歳のブラジル代表守護神は、今季限りで契約満了となる。ユベントスは、GKジャンルイジ・ブッフォンの将来的な後継者として迎え入れようとしているようだ。 代理人のステファノ・カスターニャ氏は「ネトにはヨーロッパの多くのクラブが興味を示している。例えばリバプールやPSGだ。スペインでもトップレベル のクラブが数多く彼を調査している」と語った。 レアル・マドリードGKイケル・カシジャス、マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアというスペイン代表GK2人の去就に大きな注目が集まる一方で、移籍金ゼロのネトはマーケットでも大きな人気を博している。 「最終的な決断はまだしていないが、いずれにしてもレンタル移籍はありえない」 代理人はそう語っており、完全移籍でビオラから旅立つことは濃厚な状況だ。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images