クラブW杯で「レッズ旋風」なるか 大会組織委員会は浦和に期待、サポーターも歓迎
大会組織委員会は浦和&サポーターを歓迎ムード「彼らを歓迎したい」
25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦で、浦和レッズがアル・ヒラル(サウジアラビア)を下し、10年ぶり2回目のアジア制覇を果たした。12月にUAEで開幕するFIFAクラブワールドカップに参戦する浦和は、大会組織委員会から躍進を期待されている。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」のアラビア版が報じた。
サウジアラビア代表を揃えた名門を打ち崩し、アジアの頂点に辿り着いた日本の赤い悪魔は、FIFAクラブW杯が行われるドバイでも、活躍への期待値とサポーターに対する歓迎ムードが高まっている。
「日本のチームはFIFAワールドカップのファンを楽しませてきた歴史がある。我々は浦和がこの大会で別格のパフォーマンスを見せることに、なんら疑念を抱いていません。我々は彼らに最も温かい祝福をさせて頂く。アブダビで彼らを歓迎したい」
こう語ったのはドバイの大会組織委員会のトーナメントディレクター、アレフ・アル・アワニ氏だ。
浦和は日本で行われた2007年大会で黄金時代の欧州王者ACミラン(イタリア)に準決勝で敗れたが、3位と好成績を残した。翌年大会でガンバ大阪もアジア王者として参戦し、準決勝でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に敗れ3位。昨年大会では主催国枠で参加した鹿島アントラーズが決勝でレアル・マドリード(スペイン)と延長戦の死闘を繰り広げ、準優勝と注目を集めた。
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