アジア制覇を成し遂げた浦和をサウジメディアが称賛 「インテリジェントな戦術」
“堀スタイル”が奏功、相手の攻撃を封殺
「ホリは先週のリヤド(第1戦)の1-1ドローを手にした同じ先発イレブンを配置した。しかし、アウエー戦よりも遥かに高い位置からプレッシャーをかけた。そして、彼らのプレッシングはアル・ヒラルのバックラインにミスを強いらせた」
記事ではキングファハドスタジアムの決勝第1戦よりもラインの位置を高くし、1トップの興梠慎三からハイプレッシャーをかけた堀監督の戦術が奏功し、アル・ヒラルのビルドアップを妨げていたと分析している。
「ディアスはカウンターで日本の脅威を無力化することができなかった。特にチームが10人まで減ってしまった後だ」
後半34分に相手の一人が退場となり、数的有利に立った浦和はカウンターからFWラファエル・シルバが決勝点を奪い取った。今季途中に成績不振で解任されたミハイロ・ペトロヴィッチ前監督の後を継いだ堀監督は、完璧なゲームプランを遂行し、国際的に評価を高めることに成功した。
浦和は栄冠から一夜明けた26日に堀監督との来季契約を更新したことを正式に発表した。堅守をベースにした堀サッカーは12月のFIFAクラブワールドカップで世界を驚かせてくれるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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