ヘタフェ柴崎、復帰戦はエイバル乾との“日本人対決”か 指揮官「ガクはまだリハビリ期間」
ヘタフェのボルダラス監督、柴崎の復帰時期が12月になることを会見で示唆
日本代表MF柴崎岳が所属するヘタフェは現地時間27日、リーガ・エスパニョーラ第13節エスパニョール戦に臨む。第4節バルセロナ戦で鮮やかなスーパーボレーを決めたものの左足甲の負傷で戦線離脱している柴崎について、試合前会見に応じたペペ・ボルダラス監督は「ガクはまだリハビリ期間にある」と語り、復帰時期が12月になることを示唆している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
今夏テネリフェからヘタフェに加入した柴崎は加入後即レギュラーの座をつかむとバルサ相手にリーガ1部初ゴールを決め、スペイン中から注目を集めた。しかし、その試合で負傷して以降は戦線離脱。今月に入ってからチームの練習に合流する姿をクラブ側が発信しており、11月中の復帰を報道するメディアもあった。しかし、ボルダラス監督は気の早いメディアに釘を刺すように、こう話したという。
「ガクはまだリハビリ期間の状況にある。とはいえ、彼は良い身体の動きを見せている。全体練習に加わるのはあと数日かかるだろう」
ヘタフェはエスパニョール戦後、中2日の現地時間30日にスペイン国王杯4回戦アラベス戦が控えている。指揮官の言葉から読み解くと、アラベス戦までの復帰は急ぐつもりはないということだろう。
クラブは12月3日の第14節で現在2位につける好調のバレンシア戦、そして9日には日本代表MF乾貴士が所属するエイバルとの対戦を控える。気を抜けないカードが続くなかで、柴崎の復帰戦は乾との“日本人対決”となる可能性もある。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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