なぜピッチが真っ白に? 小林祐希らを襲った天災に海外紙驚愕「芝生が徐々に白くなる」

ヘーレンフェーンの小林はフル出場 ズヴォレ戦の後半途中、ひょうが一斉に降り始める

 オランダ1部の試合中に予想外の天災が選手らを襲った。25日のリーグ第23節ヘーレンフェーン対PECズヴォレ戦の後半途中にピッチ一面が真っ白になる事態となり、オランダ紙「AD」は「芝生が徐々に白くなる」とその様子を伝え、衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版は動画を公開した。ヘーレンフェーンのMF小林祐希は先発フル出場を果たしている。

 それはヘーレンフェーンの本拠地のゲームで起きた。前半13分にヘーレンフェーンが先制。しかし同43分に追いついたズウォレは、さらに後半4分に逆転弾を決めてリードする。そのなかで迎えた後半5分頃に、それは突如として発生した。

 空から白く小さな物体が一斉に降り始めてピッチに落ち、グラウンドを埋め尽くし始めたのだ。選手らの体に直撃したものは、1~2センチ程度のひょうだった。急に勢い良く降り始め、それから数分間続いたという。「AD」紙の速報では「降水がひょうに変わった。芝生が徐々に白くなる」とその時の様子を伝えている。

 後半10分頃には「ひょうの影響で、フィールドはプレーするのがより困難になる」というピッチ状況に陥った。もっとも、その後は徐々に地表に降り注いだひょうが解け、無事に通常の状態に戻っている。

 試合はその後も一進一退の攻防を続け、最終的に小林が所属するヘーレンフェーンは1-2でズウォレに敗れた。ヘーレンフェーンにとっては、これから反撃というタイミングで思わぬハプニングに見舞われ、リズムを乱されてしまった感もある。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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