選手に成長を求めるU-22日本代表の手倉森監督 「レベルを上げないと」

最終予選進出も予選突破には成長は必須

「早く日本に帰りたいと思う」
 アジア最終予選進出を決めたU-22日本代表の手倉森誠監督の第一声は安堵(あんど)の声だった。そして、3戦全勝での通過を振り返り、こう語った。
「まずは全勝、無失点というところで。最後は1-0でしたが、十分コントロールの利いた危なげないゲームだった。僅差の最少得点のゲームでも、危なげなく終えることができた。暑熱対策でコンディションを整えて戦うことができた。全クラブに感謝したいと思う」
 一方で指揮官は、収穫と課題の両方を口にしている。
「パワーのコントロールの仕方はこの大 会で身に着いたと思う。ただ、まだまだ成長しなければいけない部分は選手たちも戦ってみて理解したと思う。2次予選に向かってレベルを上げていってもらいたい」
 リオ五輪を目指す若き日本代表には、まだまだ課題も山積みだ。再び集結するそのときまで、それぞれが所属クラブで研さんを積まなければいけない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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