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伝統ダービーで屈辱のドルトムント 4-0から4失点のDF陣に酷評の嵐 「後半は幽霊だった」
直近8試合で20失点、宿敵にも赤っ恥
守備固め要員として、後半23分から右サイドバックとして投入されたスペイン代表DFマルク・バルトラも3点。「疲れていた(アンドリー・)ヤルモレンコに代わって68分から出場したが、彼のロングボールはチームを助けることはできず、パスは7本中2本しか成功していなかった」と、プレー精度の低さを指摘されている。
二人に続くワースト3位の4点だったトルコ代表DFエメル・トプラクは、「後半、他の選手と同様にほとんど立っているだけだった」と酷評され、5点の主将DFマルセル・シュメルツァーは「キャプテンはチーム最多のタッチ数で素晴らしい前半だった。後半は幽霊だった」とやはり後半に急速にペースを落としたと指摘されている。
バルトラと同じく終盤の守備固めで起用された18歳のDFダン=アクセル・ザガドゥは、14分間の出場で採点こそつかなかったが実力不足を露呈。右サイドからドリブルを仕掛けたカリジュリにあっさりとかわされたプレーについて、「カリジュリの単純なフェイントに惑わされた」と言及されている。不振で去就問題が過熱するペーター・ボス監督の采配が、ことごとく裏目に出る結果となった。
開幕から5試合無失点を続けてロケットスタートを切ったドルトムントだが、その後の8試合で20失点。守備の崩壊に歯止めがかからず、伝統のダービーでも赤っ恥を晒すことになってしまった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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