旧体制にメス入れたハリルJ 新世代が台頭、可能性感じさせる船出

大胆起用で5発快勝に指揮官興奮、「スペクタクルな試合」

 ハリルホジッチ監督が31日のウズベキスタン戦で5-1と快勝後、興奮気味に喜びを表現した。

「ホントにスペクタクルな試合だった」

 チュニジア戦に続く連勝。この日の先発は前回から11人総入れ替えで臨み、香川(ドルトムント)や本田(ACミラン)、岡崎(マインツ)ら欧州組が復帰。そのスタメンが結果を出し、途中出場した柴崎(鹿島)や宇佐美(G大阪)ら若手も躍動した。前半6分に右ボレーでスーパーミドルを決めた青山(広島)、後半38分に鋭いドリブル突破からチーム4点目を奪った宇佐美、同45分にヘッドでゴールを押し込んだ川又(名古屋)はいずれも代表初ゴールだった。

 昨年のブラジル・ワールドカップまでは主力メンバーが固定され、アギーレ体制でも最初は新戦力を抜擢したが、年明けのアジア杯ではW杯メンバーがベースとなった。しかし、ハリルホジッチ監督は就任直後から早速メスを入れた。

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