【25日のJ移籍動向】岡山の元日本代表DF加地と、新潟の“バンディエラ”本間が現役引退

「新潟で現役を終えることが…」

 そして同日にもう一人、豊富な実績を誇る男が現役引退を表明。アルビレックス新潟で通算16シーズンを過ごした“バンディエラ”MF本間勲が、ユニフォームを脱ぐことを決意した。

 2000年に習志野高校から当時J2所属の新潟へ加入すると、04年のJ1昇格やその後の残留争いにも大きく貢献。14年から栃木へ移籍するも、今季愛着のある新潟へと復帰し、リーグ戦4試合に出場していた。

 クラブの歴史を知り尽くす男は公式サイトを通じて、「まず、今シーズン、皆さんからたくさんのご声援をいただきながら戦ってきた中で、なかなかチームの力になれず、J2降格という結果に終わってしまったことを申し訳なく思っています」と謝罪するとともに、「プロ選手として現役を続けたいという気持ちもありましたが、その気持ち以上に、アルビレックス新潟で現役を終えることが、自分にとって良いタイミングだという決断に至りました」と、新潟への思いが決断を後押ししたことを明かしている。クラブの歴史を知り、サポーターから愛された男が静かに現役生活を終えることになった。

 新潟はその他にも、GK稲田康志との契約満了を発表。また、町田ゼルビアはMF谷澤達也ら3選手と、モンテディオ山形も宇佐美宏和ら3選手との契約満了を発表している。

【一覧】J1・J2・J3リーグ「退団・戦力外選手&新加入選手」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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