浦和が10年ぶり2度目のACL制覇! R・シルバ決勝2戦連発、アジア王者としてクラブW杯出場

 

堅守から終盤に歓喜の一撃! 2戦合計2-1でアル・ヒラルを破る

 浦和レッズが最後まで集中力を切らさず堅守から決勝ゴールを奪い、10年ぶりのアジア王者に輝いた。25日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第2戦、浦和レッズ対アル・ヒラル(サウジアラビア)の一戦は、浦和が後半43分のFWラファエル・シルバによる決勝ゴールで1-0の勝利。2戦合計2-1で優勝の栄冠に輝いた。

 ホームの埼玉スタジアムを埋めた浦和サポーターは、試合前から決戦ムードを作り上げた。バックスタンドには浦和のエンブレムとACLのカップ、そして両サイドのスタンドには10年前に優勝した2007年の星と、今季の優勝を目指す2017年の星がかたどられ、それをリボンで結ぶようなビジュアルとなった。

 浦和は敵地で1-1と引き分けた初戦の低いブロックとは打って変わってハイプレスを敢行。それにより立ち上がり1分でMF長澤和輝がシュートチャンスをつかむなど、良い試合の入り方を見せた。前半15分過ぎからはアル・ヒラルにボールを持たれる時間が続いたが、守備時に4-4-2に変化する浦和はブロックの内側には入らせず、危険な形は作らせずにゲームを進めた。

 互いにボール際で激しくぶつかり合う一戦で浦和は一歩も引かずに応戦。終盤には何度かピンチを招いたが、前半はスコアレスのまま終了した。

 

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