メッシ、バルサと21年まで契約延長合意 クラブが公式発表、違約金は驚愕の930億円

HPでメッシと会長の2ショット ネイマールの二の舞避けるため「違約金7億ユーロ」

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、クラブとの2021年までの契約延長に合意した。クラブが公式サイトで発表し、違約金は驚愕の7億ユーロ(930億円)に設定したという。

 同ページではメッシのこれまでの実績を紹介。「2000年にニューオールド・ボーイズから13歳の時にバルサへと加入。各育成年代カテゴリーを経た後、17歳の時にエスパニョール戦で公式戦デビューを果たす前に、FCポルトとの親善試合で16歳ながらトップチームデビューを飾った」と言及した。また「それ以降の残りは歴史そのものだ。レオ・メッシはそれ以来あらゆる記録を打ち破っている」と8度のリーガ、4度のUEFAチャンピオンズリーグ、5度のコパ・デル・レイ、3回のヨーロッパ・スーパーカップとクラブワールドカップ制覇など、計30度のタイトル獲得を「クラブの歴史」として絶賛している。

  また「メッシの変化は長年にわたって続いている」と602試合523ゴールの成績を称えるとともに、「メッシはそこに留まるつもりはない。アルゼンチン人選手は彼に取ってキャリアのベストと言えるシーズンのスタートを切っている。また彼の偉大さに驚嘆し続けるだろう」と誇り高げに表現している。

 バルサは今夏の移籍市場で、ブラジル代表FWネイマールを約290億円の移籍金でパリ・サンジェルマンに奪われる事態となった。その二の舞を避けるため、異例の“930億円の値札公開”に踏み切った模様だ。「メッシは現在トップチームで14シーズン目を迎えているが、新たな契約で少なくとも17シーズンにわたってブラウグラーナ(青とエンジ)のユニフォームを着用することになる」と記された。メッシとバルサの相思相愛は、今後少なくとも4年間は続くことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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