衰えを知らぬ天才が明かした“甘美な誘惑”との戦い

　バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今季リーグ戦で12試合12ゴールという圧巻の決定力を見せて、得点ランクのトップを独走している。30歳となっても衰え知らずのパフォーマンスを見せつける天才だが、“最大の強敵”の存在を明かしている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

　インタビューでメッシが、意外な一面を明らかにした。サッカー史上最高の名手でも、それには絶対に勝てないという。

「チョコレートだよ。自分にとっては今でも最も厳しいことなんだ。時にチョコレートに関しては、罪を犯してしまうんだ」

　甘美な誘惑には抗えないとメッシは語った。かつてはピザを好んで食するなど、栄養摂取に無頓着だったが、2014年シーズンからイタリアのスポーツ医学師、ジュリアーノ・ボゼル氏に師事。加工食品を排除するなど食事面の改善によって、プレーにキレ味を増した経緯があった。

　ストイックに高みを目指し続ける天才だが、チョコレートの誘惑には勝てず、ついつい手を伸ばしてしまうという、心が和むようなエピソードを披露している。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images