本拠地ムスクロン戦で二人抜きのドリブル弾、久保が1得点1アシストで3-1勝利に貢献

　ヘントの日本代表FW久保裕也は、現地時間24日のリーグ第16節本拠地ムスクロン戦で切れ味鋭い二人抜きドリブルから1ゴールを叩き込み、今季5得点目で3-1勝利に貢献した。ヘント公式SNSで「クボが“メッシモード」と絶賛している。

　前半29分にPKで先制したヘントだったが、同33分に同点ゴールを許す。1-1で迎えた前半39分に日本人アタッカーが本拠地の観客を沸かせるスーパープレーを見せた。

　センターサークル付近でボールを受けた久保は、そのまま相手ゴールへ向かってドリブルを開始する。相手ペナルティーエリア付近までボールを運んだ久保は相手に囲まれそうになるも、細かいステップで一人目を軽やかにかわすと、横から寄せてきた二人目も鋭い切り返しで置き去りにしてエリア内に侵入。相手DFが阻止に入るなか、久保はコンパクトな振りで素早く右足シュートを放ち、相手GKが手で触るもそのままボールはゴールに吸い込まれた。

　ヘントはこれで2-1と勝ち越しに成功すると、後半にも追加点を奪って最終的に3-1と快勝。今季初となる3連勝を飾った。久保は3点目も演出しており、1得点1アシストの活躍を見せた。

　クラブは公式ツイッターやYouTubeチャンネルで「ユウヤ・クボが“メッシモード”に入った時……」と絵文字付きのコメントを添え、ゴール動画もアップ。「クボはスピードに溢れたドリブルで相手ディフェンスを抜き、素晴らしいゴールを決めた」と称えている。

　クボのドリブル弾は、バルセロナFWリオネル・メッシに譬えられるほどインパクトを残し、大きな反響を呼んでいる。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images