CL優勝候補に挙げたのはレアルではなく…恩師と親友が所属するシティとPSG

　バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2014-15シーズン以来となるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）優勝のライバルに、意外にもレアル・マドリードではなく、恩師と親友の所属する強豪を挙げている。スペイン紙「マルカ」が報じている。

　クラブ史上6度目のビッグイヤーを目指すバルサは、グループステージで強豪ユベントス（イタリア）と同組ながらも勝ち点差3で首位を独走している。

　衰え知らずの天才は最大のライバルが二つ存在すると明かした。

「シティは現時点で最強のチームの一つだ。PSG（パリ・サンジェルマン）と並んで、ね。現在のところ、彼らは優勝候補に相応しいと示している2チームだ。しかし、これはとても長く厳しい大会だからね」

　プレミアで首位を独走するマンチェスター・シティは、かつてバルセロナを率いた名将ペップ・グアルディオラ監督が率いている。CLでもグループステージ5戦全勝。圧倒的な強さを示している。

　一方、昨季までバルセロナでメッシ、FWルイス・スアレスとともに強力3トップを結成したブラジル代表FWネイマールが2億2000万ユーロ（約290億円）という史上最高額の移籍金でPSGへ移籍し、そのPSGはフランスリーグで首位を独走。CLグループステージではドイツ王者バイエルンと同組ながらも5試合全勝を飾り、24ゴールでわずか1失点という衝撃的な強さで1位に立っている。