ウェールズ代表監督が絶賛 ベイル、ラムジーと同価値の「リンクマン」

偉大な彼らと並ぶジョー・アレン

 ウェールズ代表のクリス・コールマン監督は、同国代表MFジョー・アレン(リバプール)を絶賛した。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
 コールマン監督は、28日に行われたEURO2016予選のイスラエル戦を3-0で制した。同指揮官は試合後、中盤でチームに安定感をもたらしたジョー・アレンに最大級の賛辞を贈った。
「ジョーは偉大なプレーヤーだ。彼はこの上ない出来だったよ。我々が望むようなプレーを一貫してくれた。ハードワークで相手の攻撃を封じ、味方の守備陣と攻撃陣のリンクマンとしての役割を全うしてくれた」
 この試合ではレアル・マドリードのFWギャレス・ベイルが2得点1アシスト、アーセナルのFWアーロン・ラムジーが1得点1アシストの活躍を見せた。
 しかし、コールマン監督は、ジョー・アレンの重要性を強調した。
「我々は、ギャレスとランボー(ラムジーの愛称)について話すことが多い。彼らは偉大なワールドクラスだからね。だが、ジョーの存在は、我々にとって必要不可欠であり、彼らと同価値だ。彼はいつどこで適切なポジショニングをすればいいのか理解している。本当にクレバーだ」
 ジョー・アレンは所属するリバプールでもリンクマンとして先発に定着している。クラブ、代表共に、豊富な運動量と機転の利くポジショニングで、自身の存在感を高めている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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