日本代表、E-1選手権の招集メンバーを29日に発表 W杯へ“国内組サバイバル”過熱
韓国、中国、北朝鮮の3カ国と対戦
日本サッカー協会は24日、12月に味の素スタジアムで開催される「EAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会」に挑む、日本代表メンバー発表会見を29日14時から実施すると発表した。
同大会は日本を含めた東アジア4カ国が参加して争われ、男子の日本代表は9日に北朝鮮、12日に中国、16日に韓国と対戦する。国際Aマッチデーに該当しないため、海外組は招集せず、国内組で挑むことになる。
バヒド・ハリルホジッチ監督は以前、ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会メンバーの選考について、「(国際Aマッチデーのある)来年3月に向けて最終的なチームをそのへんで決めたい」と明かしており、12月のE-1選手権はメンバー入りの当落線上にいる国内組にとっては最後のアピールの場と言える。
11月のブラジル、ベルギー戦を終えて指揮官は、「国内組全員に言えるが、リズムに付いていけていない。もしかしたら(山口)蛍だけがフィジカル的な能力が高い。こういった試合のリズムに十分付いていけるのは彼だけだ。他の選手はまだまだ」と厳しい見解も示しており、東アジア勢との3試合ではその評価を覆す強烈なアピールが必要となりそうだ。
もっとも国内組でも、DF槙野智章やMF長澤和輝ら浦和レッズ勢は、AFCチャンピオンズリーグを制してクラブワールドカップ出場が決まれば大会日程が重なり、E-1選手権は不参加が見込まれるため、ハリルホジッチ監督が新たにどのような選手を抜擢するのか、注目が集まる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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