ケルン大迫のアーセナル戦“痛恨スリップ”を英メディア酷評 「標的をはるかに外した」
ELアーセナル戦の前半27分にシュートチャンスも、転倒して枠内に飛ばせず
ケルンの日本代表FW大迫勇也は、23日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)の本拠地アーセナル戦(1-0)で先発出場を果たしたが、シュートチャンスで転倒するなど見せ場を作れず、不発に終わった。英紙は大迫に両チーム単独最低点の厳しい評価を下している。
スタンドにケルンサポーターのため息が充満した。前半27分、大迫は中盤でボールを受けると素早くボールを持ち出し、左足で果敢にミドルシュートを狙った。しかし、インパクトの瞬間に軸足を滑らせて転倒。バランスを崩しながらもシュートを放ったが、枠を大きく外してしまった。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」の速報でも、“痛恨のスリップ”を紹介している。
「ケルンは大迫に上手くボールを回した。アーセナルゴールまで25ヤード(約23メートル)。彼はターンし、シュートを打つことを決断した。だが、彼はセットできず、ボールをミートする間にスリップしてしまった。標的をはるかに外してしまった」
ボール支配率31.2%とアーセナルに圧倒された一戦で、前線からのプレスを仕掛けた大迫だが、奇しくもこのシュートミスがフォーカスされてしまった。
英紙「デイリー・メール」は、選手採点(10点満点)で大迫を両軍ワーストとなる「4.5点」評価。最高点はケルンの守護神ティモ・ホルンの「7.5点」。デンマーク代表DFフレデリク・ソーレンセンら3人に7点の高評価が与えられるなか、ハリルジャパンのエースにとっては悔しい試合となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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