バルセロナは、FWペドロ・ロドリゲスを1500万ポンド(約27億円)で売却に踏み切る方針だと、英地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。 ペドロは、バルセロナとの契約満了まで残り15カ月に迫っている。しかし、クラブ側は本人が今夏の移籍を望んだ場合、それを容認する姿勢だという。 バルセロナは今季、リバプールからFWルイス・スアレスが加入し、ペドロの出場機会は激減。ルイス・エンリケ監督は、FWリオネル・メッシ、FWネイマールに新加入のスアレスを加えた「南米トリオ」に絶大な信頼を寄せている。そのため、今後も定位置奪取は難しいとされている。 アーセナルとリバプールは、ペドロに強い関心を示し、今夏での獲得に乗り出すと伝えられている。 バルセロナは、ペドロの移籍金をワールドクラスのプレーヤーとしては格安の約27億円に設定しているという。 バルセロナとスペイン代表の黄金期を支えたペドロは、いまだ27歳。新天地で再ブレークする可能性は大いにありそうだ。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images