最新FIFAランク発表! 11月連敗の日本は44位から55位後退、ドイツが1位キープ
イラン、オーストラリア、韓国は軒並み順位が浮上
国際サッカー連盟(FIFA)は23日、最新のFIFAランキングを発表した。11月に各地でワールドカップ(W杯)予選や国際親善試合などの国際Aマッチが行われ、順位の変動が見られた。
最新FIFAランキング「世界TOP20」&「アジアTOP20」(2017年11月23日発表)
日本代表は11月10日の国際親善試合、FIFAランク2位ブラジル戦で1-3と敗戦し、14日の同5位ベルギー戦で0-1と連敗を喫したなか、前回の44位から55位に落ちたものの、アジア全体で3番手は変わらなかった。
アジアのW杯出場国のイラン、オーストラリア、韓国、サウジアラビアに目を移すと、イランは11月にパナマ(2-1)、ベネズエラ(1-0)と連勝し、34位→32位に浮上し、アジア勢でトップの座を保持。W杯予選で大陸間プレーオフに回ったオーストラリアは、ホンジュラスに0-0、3-1で本大会出場を確定させ、43位から39位にアップした。
また韓国は11月連戦でコロンビア(2-1)、セルビア(1-1)と上々の結果で、62位から59位に浮上。サウジアラビアは同月、ポルトガル(0-3)、ブルガリア(0-1)と連敗したが63位で同様だった。なお、前回57位で韓国を追い抜いた中国は、セルビア(0-2)、コロンビア(0-4)と11月2連敗で60位となり、韓国より一つ下回った。
世界の上位国では、ドイツが首位の座を維持。2位ブラジル、3位ポルトガル、4位アルゼンチン、5位ベルギーと“トップ5”に変動はなかった。一方、スペインが二つ順位を上げて6位、スイスが三つ上げて8位とトップ10入りを果たしている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images