「日本の巨人」 FIFA公式サイトがJ2東京Vを特集、国際的に注目を浴びる理由は?
今季J2リーグ5位でJ1昇格プレーオフへ、26日に敵地で福岡と対戦
国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトで今季J2リーグ5位に食い込み、J1昇格プレーオフ出場を決めた東京ヴェルディを特集。ラモス瑠偉氏や現所属のMF高木善朗らのインタビュー動画を公開している。
東京Vは2008年シーズンにクラブ史上二度目となるJ2降格の屈辱を味わい、その後9シーズンに渡って2部の舞台で戦っている。今季はリーグ戦を5位でフィニッシュ。J1昇格プレーオフ出場権を獲得し、26日の準決勝で4位のアビスパ福岡と敵地で対戦する。
記事では「歴史あるクラブの大きな野望」と題して、J1で2度の年間優勝を誇る名門クラブを特集。「彼らは1993年のJリーグ初年度チャンピオンで日本の巨人。24年が経って現在は2部だが東京ヴェルディはトップレベルへの復帰を夢見ている」とクラブの歴史を振り返っている。過去に経営難から本拠地を川崎から東京に移したことなども紹介されている。
動画にはユース時代から東京Vに所属し、オランダのユトレヒトや清水エスパルスを経て復帰した高木をはじめ、ブラジル人FWアラン・ピニェイロ、クラブOBで2006年から07年まで監督を務めたラモス瑠偉氏、ゼネラルマネージャーの竹本和彦氏などがクラブについてのインタビューに応じている。
国際的に注目されている東京V。熾烈なプレーオフを勝ち上がり、5位からの下克上で悲願のJ1昇格を勝ち取ることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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