【22日のJ移籍動向】元日本代表DF坪井が湘南を退団 横浜FCは小宮山ら6選手と契約更新せず
一時代を築いたDFが3季過ごした湘南に別れ 「僕のサッカー人生のなかですごく大きな財産になりました」
今季のJ2リーグで優勝し来季J1に昇格する湘南ベルマーレは22日、元日本代表DF坪井慶介と今季限りで契約満了となることを発表した。
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坪井は福岡大から2002年にJ1浦和レッズに加入。ルーキーイヤーからリーグ戦30試合に出場し、同年の新人王を獲得すると、翌年にはジーコ監督率いる日本代表にも招集されるなど、一躍Jリーグ屈指のDFとしてその名を轟かせた。
黄金期を迎えた浦和の最終ラインを支え、06年にはドイツ・ワールドカップに出場。順調にキャリアを重ねたが、次第に負傷との戦いとなり、出場機会を失うようになっていく。そして14年限りで浦和を退団、湘南に新天地を求め3シーズンを過ごした。
退団にあたり坪井は、「ここで過ごした時間は、良いことや楽しいことばかりではなかったですが、監督、コーチ、メディカルスタッフ、チームスタッフ、フロントスタッフ、そしてサポーターの皆さんと日々努力できたことは僕のサッカー人生のなかですごく大きな財産になりました」と、チームを取り巻く全ての人に感謝の言葉を述べた。それに対してクラブも公式ツイッターで、「最年長選手ながらトレーニングでは常に全力で取り組む姿勢を見せてくれた坪井選手。湘南ベルマーレに貢献してくれた3年間を忘れることはありません」と惜別のメッセージを送っている。
J1通算315試合1得点の実績を誇るDFだけに、今後の動向に注目が集まる。
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