ドルトムント香川に独紙が落第点も「ゴールは彼が起点」 CL未勝利で屈辱の終戦

本拠地でトットナムに1-2と逆転負け 香川はプレー安定も見せ場なし

 香川真司の所属するドルトムントは、現地時間21日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節でトットナムに本拠地で1-2と敗れ、グループステージ敗退が決まった。先発出場の香川も見せ場は作れず、ドイツメディアの評価はワースト2位タイで落第点となった。

 ドルトムントは前半31分に、規律違反によりクラブから科されていた出場停止処分が明けたFWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで先制。しかし、後半4分にFWハリー・ケイン、同31分にFWソン・フンミンにゴールを許して逆転負けを喫した。

 ドルトムントはグループステージ5試合で2分3敗と未勝利のまま、決勝トーナメント進出の望みが途絶えた。レアル・マドリード、トットナムと“3強”の争いと目されていたが、予想に反して勝ち点2で並ぶ最下位アポエル(キプロス)との3位争いに終始した。

 公式戦4試合連続先発となった香川は、後半21分までプレーした。チームメイトからのパスを上手く引き出し、先制点の場面もMFラファエル・ゲレイロにパスをつないでゴールの起点になった。ミスも少なく安定したプレーを見せたが、見せ場はほとんど見られなかった。

 

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