中田英寿の元同僚が急浮上! W杯予選敗退のイタリア、新会長候補に挙がるのは…
伊サッカー連盟タベッキオ会長が辞任、元伊代表MFトンマージが次期会長候補に
イタリアサッカー連盟のカルロ・タベッキオ会長の辞任が決まった。イタリア代表はスウェーデンとのロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフに敗れ、1958年W杯スウェーデン大会以来となる予選敗退。世界屈指のサッカー強豪国の再建を託されることになる次期会長候補に、元日本代表MF中田英寿氏のかつての同僚が急浮上していることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
采配や戦術面の拙さからイタリア国民の怒りを買い、解任に追い込まれたジャンピエロ・ベントゥーラ前監督の任命責任も問われたタベッキオ前会長。新会長の選挙は3カ月以内に行われることになるが、その候補は4人いるという。
そのうちの一人は2000年シーズンにASローマで中田氏とともにセリエA優勝を果たした元イタリア代表MFダミアーノ・トンマージ氏だ。現役時代に中盤のバランサーとして活躍した黒子役はメディアに対する誠実な対応も有名で、現在ローマを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督とともに人格者として評価されていた。2002年の日韓共催W杯にもイタリア代表として参戦している。
現在トンマージ氏はイタリアサッカー選手協会の会長を務めるが、中田とともにスクデットを勝ち取った名手がイタリアサッカー界再建の大役を担うのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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