レスター電撃移籍浮上の“タイのメッシ” 札幌残留が正解と米メディア主張「時期尚早」

Jリーグで培ってきたキャリアを称賛する米メディア「レスターに移籍すべきではない」

 J1北海道コンサドーレ札幌のタイ代表FWチャナティップ・ソングラシンがFW岡崎慎司の所属するレスター・シティに電撃移籍する可能性が急浮上している。タイメディアが一斉に報じたものだが、「タイのメッシ」の愛称で知られる24歳のプレミア挑戦については「時期尚早」という声が海外メディアから上がっている。

「なぜ、チャナティップにとって、レスター移籍はあまりに早すぎるのか」と特集したのは米テレビ局「FOXスポーツ」アジア版だった。

 チャナティップは7月にタイ強豪ムアントンから札幌にレンタル移籍を果たし、ここまで公式戦15試合0得点という結果となっている。

  Jリーグでも通用するパフォーマンスを見せているチャナティップに対して、レスターのタイ人実業家のヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長が獲得の意思を表明したと報じられている。

 陽気で品行方正な24歳がタイ、そして、Jリーグの半年間で培ってきたキャリアを称賛する一方、記事では「チャナティップはレスターに移籍すべきではない。プレミアリーグのどのクラブにも行くべきではない。実際のところ、コンサドーレ札幌とともに日本で彼が手にしているものを欧州のどんなクラブと引き替えにすべきではない。現在のところは、だ」と札幌残留こそ正解と主張している。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング