W杯日本戦で“あのゴール”を決めたレフティーがバスケ挑戦 一撃必殺にファンも感嘆

ハメスが3点シュートを一発で成功 NBAの“キング”のモノマネも炸裂

 ブラジル・ワールドカップ(W杯)で大会ベストゴールに輝く一撃を決めた名手の技術は、足技だけにとどまらないようだ。サッカーのピッチを飛び出し、バスケットボールのコートに登場。華麗に長距離砲を沈め、“キング”と呼ばれる大スターのレブロン・ジェームズのモノマネまで飛び出した。

 無類の“万能ぶり”を見せつけたのは、今夏にレアル・マドリードからドイツの絶対王者バイエルンに期限付き移籍したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだ。

 バスケットボール界にも「ブンデスリーガ」は存在し、バイエルンは同1部のプロリーグに所属する。ハメスが20日に自身のインスタグラムに投稿した動画では、バスケットボールに挑戦する姿が収められている。右コーナーに立ち、ボールを突いてリズムを整えると、膝のバネを使ってジャンプシュート。しっかりと指先に乗せてリリースしたボールは、綺麗な弧を描いてそのままリングに吸い込まれた。

 一発で3点シュートを決めたハメスは、後ろで見守っていたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのほうを振り返って“ドヤ顔”。そして、世界最高峰のバスケットボールリーグ、NBAの“キング”として君臨するレブロン・ジェームズが勝負どころでシュートを決めた時に見せるポーズを真似て、手と足を地面に押し付けるように動かした。

 ハメスは2014年ブラジルW杯の日本戦(4-1)で、ドリブルから相手DFとGKを手玉に取り、最後は華麗なループシュートでダメ押しの4点目をマーク。さらに、決勝トーナメント1回戦のウルグアイ戦(2-0)では、胸トラップから素早く反転し、左足の強烈なボレーシュートでゴールを陥れるゴラッソを叩き込み、FIFA公式サイトのユーザー投票で大会ベストゴールに選ばれた。しかし、名手の“長距離砲”は足技だけにとどまらず、手でボールを扱うことにも長けているようだ。ファンからは「チャンピオン」「うーむ、素晴らしいプレーだ」「君にできないことはないのかい?」と驚きの声が挙がっており、ハメスの“してやったり”の顔が目に浮かびそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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