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エイバル乾が絶妙パスでOG&PKを誘発! 5-0快勝を導きスペイン紙で最高タイ評価
本拠地でベティスに5発快勝 オウンゴールを誘発するクロスで先制点を演出
エイバルの日本代表MF乾貴士が絶妙のクロスでチームの大勝を呼び込んだ。現地時間20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節、ベティス戦の前半7分に先制ゴールをおぜん立てするなど先発フル出場。チームも5-0の大勝で、リーグ8試合ぶりの勝利を収めた。
今季のエイバルは11試合終了時点でリーグワーストとなる6得点。そのなかで乾は2トップの一角やインサイドハーフなど様々なポジションで起用されてきたが、この日は本来の左サイド2列目で起用された。すると前半6分に早速結果を出す。左サイドでボールを受けると軽やかな切り返しからゴール前に鋭角なクロスを送り込む。これに走り込んだFWセルジ・エンリクと競り合った相手DFのクリアがゴールマウスに吸い込まれ、エイバルが先制点をゲットした。
このプレーについて当初エンリクのゴールと発表されていたが、オウンゴールに訂正。それでもエイバルのクラブ公式ツイッターでは、「左サイドの乾のプレーの後、セルジ・エンリクの微妙なボールタッチによって導かれたゴールだ!」と二人の動きを称賛した。
このゴールで勢いに乗ったエイバルは、同30分にMFゴンサロ・エスカランテが追加点。後半11分、ゴールキックからの展開で乾が前方に浮き球ダイレクトパスを出すと、走り込んだシャルレスがペナルティーエリア内で倒されてPK。なおかつ相手DFにはレッドカードが提示された。このPKをFWシャルレスが決めると、同26分にもシャルレスが2点目を決め、さらに同35分にエンリクがゴールラッシュを締めくくる一撃を決めて5-0と大勝した。