出場32か国が着用するのは? ロシアW杯「ユニフォームブランド勢力図」
世界的に知られる「プーマ」はロシア大会で2カ国のみへの提供
4年に一度開催されるサッカーの祭典「ワールドカップ」は、選手や監督にとってだけでなく、サッカーブランド界にとっても大イベントだ。来年6月に行われるロシア・ワールドカップに向けて各国代表のユニフォームが発表されるなど着々と準備が進められているなか、英サッカー専門サイト「90min」スペイン語版が「ロシアW杯で各国代表はどこのブランドを着るのか?」という特集を組み、ユニフォームブランド界の勢力図を紹介している。
6位タイで4ブランドが並んだ。最初に紹介されているのは、2012年に設立されUAEに本拠地を置く「ロマイ・スポーツ」だ。4大会ぶり2回目の出場となるセネガル代表が着用する。また、アフリカ予選を首位で通過したチュニジア代表はドイツのスポーツメーカー「ウールシュポルト」、過去W杯出場国で人口最少として注目を集めたアイルランド代表はイタリアに本部を構える「エレア」、そしてデンマーク代表のユニフォームとしてお馴染みとなっているドイツの「ヒュンメル」となった。
3位タイで並んだのは、それぞれ2カ国ずつが着用する3ブランドだ。その一つが伝統的な英国の会社として紹介されている「アンブロ」で、セルビア代表とペルー代表が同メーカーのユニフォームを身にまとう。またドイツの世界的ブランドとして知られる「プーマ」だが、ロシア大会ではウルグアイ代表とスイス代表のみへの提供となる。一方、北中米カリブ海で地位を築いているとされるのが「ニューバランス」だ。メキシコを除く2カ国、パナマ代表とコスタリカ代表が着用する。
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